アメリカに仲裁を求めた蒋介石の思惑

  • 2020.10.06 Tuesday
  • 03:23

JUGEMテーマ:歴史

 

「裏口からの参戦下」(チャールズ・カラン・タンシル)によると、蒋介石は、アメリカに支那事変の仲裁を求めたとある。

 

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アメリカを巻き込む蒋介石
一九三八年秋の段階で、中国をめぐる紛争で日米関係は袋小路に入っていた。蒋介石にとっては、事態の打開を求めて新たなワシントン会議を提唱する絶好のチャンスだった。蒋介石がそれを訴える新書を贈ったのは一〇月八日のことであった。ルーズベルト大統領はヨーロッパ各国に事態の鎮静化を求める書簡を送り、その結果ヨーロッパ情勢は落ち着きをとり戻していた時期だった。蒋介石はこの情勢を利用したのである。

 

途中省略

 

アメリカに仲裁を求めた蒋介石
ヨーロッパ諸国は極東での戦いに神経質になっていた。そんな中で蒋介石は突然に、ルーズベルト大統領に日中戦争の仲介に入ってくれるよう要請した。一九三九年九月一日、中国駐仏大使は蒋介石
からの電信文書をもってブリット米駐仏大使のもとを訪れた。そして蒋介石のメッセージのエッセンスを伝えた。蒋介石は、ルーズベルト大統領に仲介に入ってもらい日中戦争を終結させる道筋をつけてほしいと要請していたのである。ただ蒋は、この仲介依頼が彼から出ていることを公にしたくなかった。あkぅまでもアメリカの自発的な動きとして仲介に入ったことにしてもらいたかった。
対ソビエト外交については、自身がフリーハンドの立場で決めることをルーズベルトには了解してほしいとのことであった。いずれにせよ対ソビエト外交でアメリカを拘束するようなこと(迷惑をかけるようなこと)はしないと約束していた。蒋介石は、日本が汪兆銘政権の地盤を固める前にアクションを起こしたかったのである。英仏をも巻き込んで日本との講和交渉にあたるのがベストであると考えられた。
ルーズベルトはこの段階での仲介は難しいことはわかっていた。

 

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仲裁と称しているが、ドイツ軍事顧問団の助言に基づく行動とみた場合、アメリカが介入しやすくするための口実を蒋介石は用意したととれそうだ。


中国国民党のスポンサーがドイツから英米に移行したきっかけ
http://gendaishi.jugem.jp/?eid=1261

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