アメリカの戦前のでたらめ外交

  • 2020.09.30 Wednesday
  • 05:28

JUGEMテーマ:歴史


「裏口からの参戦下」(チャールズ・カラン・タンシル)にて、アメリカのデタラメ外交に関する記述を見つけた。

 

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上海での日中間の戦闘は続いた。中国軍機が米艦船への爆撃を避けている気配はなかった。沿岸の砲台も米感染に向って砲撃を加えた。八月二〇日、巡洋艦オーガスタが甲板に砲弾を浴び、水兵一人が死亡し、一八人が負傷した。この三日後には、これもおそらく中国軍機からのものと思われる爆弾が国際租界地に投下され、一人のアメリカ人が重傷を負った。中国軍による攻撃が続いたにもかかわらず、ハルは日本軍の南京攻撃にばかり関心を向けた。

ハル国務長官は共産主義者の脅威について何の関心も示さなかった。彼の関心は日本軍の無差別爆撃にだけあった。ハルの考えはグルー対しとの長時間の会話の中ではっきりと表れていた。

中略

ハルが言う七月一六日の提案は、日本だけを厳しく非難したものだった。ハルは日中間の紛争にアメリカはどちらにも偏らない態度であったと述べたが、それは単なる外交上の体裁であり「でたらめ」であった。ハルの態度は明らかに反日本であった。

中略

日本の「侵略行為」を世界に訴える中国
七月一六日、ハルが国際行動規範に沿った行動を強く求めると、中国政府は待っていたかのように日本の「侵略行為」を九ヵ国条約国に訴えた。米英政府が仲介に入る姿勢をみせたが、日本政府はそれを断った。

 

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内容的に、第二次上海事変について述べているようだ。

この人物(コーデル・ハル)は、1945年にノーベル平和賞を受賞した人物である。


コーデル・ハル
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%87%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%83%AB


この種のデタラメ外交には、動機があるのは必然。

 

昨今は国連に対する信頼が揺らぎつつある。
ノーベル平和賞がいい加減なものであるかについて、「裏口からの参戦下」は示している。ノーベル平和賞は、戦勝国の権威保持目的であったようだ。

 

この時代の政治家たちと比較すると、トランプ大統領はまだ正常な外交感覚を有しているかもしれないのである。

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