侵略戦争論を肯定するために歴史捏造を行っている者たちと如何に対峙すべきか

  • 2013.08.28 Wednesday
  • 08:27

JUGEMテーマ:歴史

 

日本共産党は、先の参議院選挙で、歴史認識として大東亜戦争について侵略戦争論を選挙公報にて記述した。

国民の税金で選挙公報にこのような記述を行うこと自体許されない行為と言いたいところであるが、インドネシアに係わる日本軍による軍政統治期間に係わる本を読み、歴史捏造した者がいたことを最近知った。

支那では、通州事件のことは日本の歴史教科書に記載がなく、その一方南京虐殺について記述した教科書が存在した。
また、日本の歴史教科書には、尼港事件や日本人が諸外国に対して示した明治維新以降行ったさまざまの善行のことは記載はない。

これでは、学生に対し、「日本に誇りを持て、歴史に関心を持て」ということは無理であり、歴史捏造者たちは、学生たちに歴史に無関心にさせ、歴史捏造に勤しむことで、日本国をさらに窮地に陥れることに無上の喜びを感じてきたようである。

それゆえ、私は、歴史学者、歴史教科書執筆者、教科書出版社、歴史教師を基本的に信用しない。

さて、戦後を振り返って歴史捏造に係わる捏造と論争を単純化すると以下のようなシナリオになるような気がしている。

 

………………………………………………………………………

 

・東京裁判にて、捏造された史実によって、当時の指導者たちが戦犯として裁かれ、公職追放された。

・公職追放によって歴史学会には左翼系歴史学者が、教育界には左翼系教師が大量に入り込み、東京裁判史観にとって都合良い、新たな歴史捏造が歴史研究者によって企てられ実行された。

・歴史学会は傍観し、朝日新聞や毎日新聞、その他の反日新聞がこれを大々的に報道した。

・その報道に基づき、とある日本人が現地の人々に日本政府への謝罪と補償を求める様、現地を訪問し煽動した。

・現地の人々は、ニセ情報に騙され、日本政府に謝罪と補償を求め、現地政府機関を通じて外交問題化させた。

・教科書会社が、外交問題化した時期を見計らって、教科書執筆者に該当事項を記述させた。

・この時点で、漸く、心ある日本人愛国者が、歴史捏造事案に対峙し始め、立証に時間がかかる「悪魔の証明」的手法での捏造の証明を余儀なくされた。

・上記?の趣旨に賛同する別の歴史研究者によって、新たな歴史捏造が企てられ、実行された。歴史学会は傍観するが、正義感に燃えた愛国者はこれ以上の歴史捏造は流布させてはならないとの視点から、歴史捏造に対抗するための情報戦を本格的に開始した。


………………………………………………………………………

 

こうして、歴史捏造に対して、愛国的歴史研究者は今まで後手に廻らざるを得なかった。

理由は、歴史学者の大半は左翼かつ敗戦利得者の弟子であり、左翼と比較して保守の歴史研究者は少数であるからだ。
愛国的歴史研究者が、歴史捏造に係わる証明に時間を要する「悪魔の証明」的解明を余儀なくされる実態も、歴史捏造者にとって都合が良かった。

これは、致命的なのだが、歴史捏造は、大東亜戦争だけでなく、中韓の近現代史において幅広く行われてきた。

困ったことに、まともな日本人に正しい真実を理解いただき、覚醒いただくには、実は数十冊近い本を読んでいただかないと完全な理解は難しいのだ。

つまり、本を読まない人ほど、歴史捏造の罠から抜け出せないのである。

下記は、これまで読んだ中で歴史捏造に対抗しうると判断される歴史書である。

なお、時々通う、新興住宅地にある図書館には、これらの本の大半が実は配架されておらず、歴史捏造者による風説の流布はまだ当面続くことを覚悟しなければならないし、歴史捏造に対峙するにはやるべきことがたくさんあるということなのだ。

 

―――――――――――――――――――――

歴史捏造に対抗するための名著、好著リスト

(日本)

・日本人としてこれだけは知っておきたいこと  中西 輝政
・日中韓2000年の真実〜なぜ歴史のウソがまかり通るのか〜  拳骨拓史
・国民の歴史 西尾幹二
・日本史の誕生 千三百年前の外圧が日本を作った 岡田英弘
・教科書が教えない歴史
・関東大震災 「朝鮮人虐殺」の真実 工藤美代子
・大東亜戦争への道 中村粲
・東條英機歴史の証言 東京裁判宣誓供述書を読みとく 渡部昇一
・東京裁判 幻の弁護側資料 小堀桂一郎
・東京裁判宣誓供述書 東條由布子
・秘録東京裁判 清瀬一郎
・パール判事の日本無罪論 田中正明
・世界が語る大東亜戦争と東京裁判―アジア・西欧諸国の指導者・識者たちの名言集 吉本 貞昭
・戦後日本を狂わせたOSS「日本計画」  二段階革命理論と憲法 田中英道
・GHQ焚書図書開封 米占領軍に消された戦前の日本 西尾幹二
・GHQ作成の情報操作書「真相箱」の呪縛を解く 戦後日本人の歴史観はこうして歪められた 櫻井よしこ
・閉された言語空間 占領軍の検閲と戦後日本 江藤淳
・「南京事件」の総括 田中正明
・平和の発見 花山信勝
・ある神話の背景 沖縄・渡嘉敷島の集団自決 曾野綾子


(アメリカ)

・操られたルーズベルト 大統領に戦争を仕掛けさせた者は誰かカーチス・B. ドール
・ルーズベルトの責任  日米戦争はなぜ始まったか チャールズ・A・ビーアド
・アメリカはアジアに介入するな! ラルフ・タウンゼント
・アメリカの鏡・日本 ヘレン・ミラーズ
・ヴェノナ ジョン・アール・ヘインズ、ハーヴェイ・クレア、中西輝政、 佐々木 太郎
・GHQ知られざる諜報戦 新版・ウィロビー回顧録 C.A. ウィロビー、延 禎、 平塚 柾緒
・アメリカが畏怖した日本 真実の日米関係史 渡部昇一 PHP新書


(中国)

・この厄介な国 中国 岡田英弘
・GHQ焚書図書開封7  戦前の日本人が見抜いた中国の本質 西尾幹二
・共産中国はアメリカがつくった G・マーシャルの背信外交 ジョゼフ・マッカーシー
・シナ大陸の真相 K・カール・カワカミ
・近代中国は日本がつくった 黄文雄
・暗黒大陸中国の真実 ラルフ・タウンゼント
・中国の戦争宣伝の内幕 日中戦争の真実 フレデリック・ヴィンセント ウイリアムズ
・日中戦争はドイツが仕組んだ 上海戦とドイツ軍事顧問団のナゾ 阿羅健一
・南京事件の総括 田中正明
・南京の実相―国際連盟は「南京2万人虐殺」すら認めなかった
日本の前途と歴史教育を考える議員の会 (監修)
・ひと目でわかる「日中戦争」時代の武士道精神 水間政憲
・真実の中国史 1840−1949 宮脇淳子


(台湾)

・世界が愛した日本2 四條たか子
・日本人はとても素敵だった 楊素秋


(韓国)

・日韓がタブーにする半島の歴史 室谷克実
・韓国は日本人がつくった 朝鮮総督府の隠された真実 黄文雄
・朝日新聞が報道した「日韓併合」の真実 韓国が主張する「七奪」は日本の「七恩」だった 水間政憲
・韓国人に不都合な半島の歴史 拳骨 拓史
・ひと目でわかる「日韓併合」時代の真実 水間政憲
・日本人なら絶対に知っておきたい従軍慰安婦の真実 (OAK MOOK)
・日本人が知っておくべき「慰安婦」の真実 (ポスト・サピオ ムック)
・変見自在 マッカーサーは慰安婦がお好き 高山正之
・文庫 よくわかる慰安婦問題 増補新版 (草思社文庫)  西岡力


(インドネシア)

・大東亜戦争とインドネシア 日本の軍政 加藤裕 


(歴史全般)

・侵略の世界史 清水馨八郎
・歴史とはなにか 岡田英弘
・変見自在 サンデルよ、「正義」を教えよう  高山正之

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